これは、農業廃棄物である廃菌床(廃オガ)をペレット化にして温風暖房器である、今回のペレットバーナー加温器にて燃焼試験を行いました。
廃菌床ペレットは木質ペレットとは違い、不純物が多く燃焼による残渣物をいかに取り除き安定燃焼をどの位継続出来るか?がテーマであります‥‥
第1回目の燃焼については、燃焼灰についてはサザエの殼の様な硬い石状のクリンカが発生する事がわかりました…
このクリンカを分析して見たいと思いますが、おそらくはキノコの作る過程において菌床のpH調整を行う為炭酸カルシウムなどの添加材などが燃焼残渣
として残ると思われ、キノコの種類によっても添加率が違う様であります。
キノコ生産工程には必要不可欠なpH調整、燃焼器による対応が求められ、さらなる試験を行っていきたいと思います‥‥
先ずは、これだけクリンカの発生が多いペレットにはペレットボイラーでは対応が厳しいと感じますし、ペレットバーナーにすることで連続燃焼の可能性が広がると考えられます。