先日の新聞に佐久地方の林業関係者による新会社設立しカラマツなどの木質チップ販売を行う記事を見た。
木質バイオマスの利用が進むなかで安価なチップも検討すべき内容の一つではありますが諸問題も含みます!!
① ペレット燃料に比べチップは3倍の体積となりますので輸送コストがかかり遠距離を運ぶにはコスト高となります。
② 上記①により火力もペレットに比べ下がるので大量に消費します。ペレット燃料に対するコストも3倍でチップ20円/kgであればペレット燃料同等の出力にする為には60円かかります。
③ チップ内の乾燥を充分に行う必要があります。
④ ボイラーも高価であり、ペレットボイラーに比べ3倍以上!!
等々諸問題の検討が必要に思いますが、木質バイオマスの普及には大事なアイテムであることは言うまでもありません!!